【11月24日 AFP】イングランド・プレミアリーグ、ウィガン（Wigan Athletic）の選手が23日、1-9で大敗したトッテナム・ホットスパー（Tottenham Hotspur）との試合をロンドン（London）まで応援に駆けつけたサポーターに対し、チケット代の返金を提案した。

　ウィガンは22日、後半だけで8失点を喫し、リーグ史上2番目に多い得点差でトッテナムに敗れている。

　ウィガンのディフェンダー（DF）マリオ・メルキオット（Mario Melchiot）は、試合結果が恥ずべきものであることを認め、チームメイトとともにチケット代金を返金する用意があることを明らかにした。

　メルキオットはクラブの公式ウェブサイトで「われわれ選手一同は、昨日（22日）の試合でサポーターをひどくがっかりさせてしまったと感じている。このこと（チケット代の返金）はわれわれがすべき行為であり、彼ら（サポーター）の計り知れない忠誠心に対するお返しだ。われわれはプロの集団として自らのパフォーマンスを恥ずかしく思い、水準を下回るものだったと感じており、ファンに借りができたと感じている。今はその試合のけじめをつけ、今週はトレーニングに全神経を注ぎ、土曜日（29日）の試合で再起しなければならない。われわれはプロフェッショナルであり、結果を真摯（しんし）に受け止めて歩みを前に進めるが、サポーターをないがしろにしないことが大切だ」とコメントしている。(c)AFP

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