【11月22日 AFP】あなたの大切な人が不倫をしているかもしれない?――それを確かめる方法として、メキシコでは現在多くの施設がDNA検査を提供している。

 そのような施設の1つの所長、ホルヘ・ギレン(Jorge Guillen)氏は「不倫されていると思うのなら下着やシーツ、かみ終わったガムなどを持ってくると良い」と語る。精液や唾液、髪の毛などの痕跡が見つかる可能性があるからだ。

 このサービスは、下着などから見つかったDNAが依頼者のものか、または別人のものかを4~6日間で判別する。価格は200~500ドル(約1万8000~4万4000円)。DNA検査の私的利用が認められているメキシコならではのサービスだ。

 ギレン氏は「メキシコでは不倫検査の需要が拡大中で1日に50件ほどの申し込みがある。大半の人びとにとっては全く新しいもののため、中には遺伝子が不倫を引き起こしているのだと誤解する人もいる」と語った。

 2008年に行われたある調査によれば、メキシコでは6人に1人が、恋人が不倫しているのではないかと疑っているという。(c)AFP