【11月20日 AFP】(記事更新)米メジャーリーグ(MLB)2009年シーズン、ア・リーグのサイ・ヤング賞(Cy Young Award)が19日に発表され、サンフランシスコ・ジャイアンツ(San Francisco Giants)のティム・リンスカム(Tim Lincecum)が2年連続で選出された。2年連続の同賞受賞は、1999年から2002年に4年連続で選出されたランディ・ジョンソン(Randy Johnson)以来。

 09年シーズンにリーグトップの261奪三振、トップタイの4完投2完封を記録するなど15勝7敗、防御率2.48の成績を残したリンスカムは、リーグ史上最も僅差でサイ・ヤング賞に輝いた。

 上位3人が10ポイント差の接戦となった投票では、セントルイス・カージナルス(St. Louis Cardinals)のクリス・カーペンター(Chris Carpenter)が2位に、同じくカージナルスのアダム・ウェインライト(Adam Wainwright)は最多の1位票を獲得しながらも3位に終わった。

 全米野球記者協会(Baseball Writers Association of AmericaBBWAA)の投票でリンスカムは、1位票11、2位票12、3位票9で100ポイントを獲得し、カーペンターは1位票9、2位票14、3位票7の94ポイントだった。

 リーグ最多の19勝、最多投球回数233イニングを記録したウェインライトは、1位票12、2位票5、3位票15で90ポイントだった。

 最多の1位票を獲得して選出されなかったのは、1998年にサンディエゴ・パドレス(San Diego Padres)に在籍していたトレバー・ホフマン(Trevor Hoffman)以来となり、同年はアトランタ・ブレーブス(Atlanta Braves)に在籍していたトム・グラビン(Tom Glavine)が受賞している。

 10月30日にワシントン(Washington)州で交通違反の取締りを受けた際、大麻を所持していたことが発覚したリンスカムは、受賞会見でこの件に関する質問を受け付けなかったが、「プロのアスリートとしてフィールドの内外でふさわしい行動をする責任があることは分かっている。今回のことを通して間違いなくとても貴重なことを学んだ。今後はより正しく振る舞うことを約束する。この件の一刻も早い解決を願うと同時に期待している。当分は2010シーズンの準備に専念したい」と語っている。(c)AFP