【11月16日 AFP】パキスタン北西辺境州のペシャワル(Peshawar)郊外Budh Berで16日、学校付近の路上で自動車爆弾が爆発し、4人が死亡、26人が負傷した。生徒たちが登校途中だった。ペシャワルでは、ここ8日間ですでにイスラム原理主義組織タリバン(Taliban)関連の自爆攻撃が4件発生しており、今回の攻撃で5件目となった。

 攻撃によりモスクや男子校の2教室が破壊されたほか、付近の警察署の壁が崩れた。

 米当局は、北西辺境州周辺に国際テロ組織アルカイダ(Al-Qaed)が潜伏して欧米への攻撃を計画していると警戒を強めている。

 医療関係者はAFPの取材に対し、「死亡したのは4人で、負傷者は26人だ」と述べた。このうち、子ども1人が死亡、4人が負傷したという。

 目撃者によると、ピックアップトラックが猛スピードで警察署に向かい、付近で爆発。警察署の建物の大部分を破壊したという。(c)AFP/Lehaz Ali