【11月16日 AFP】(写真追加)女子ゴルフ米国ツアー第26戦、ロレーナ・オチョア・インビテーショナル(Lorena Ochoa Invitational Presented by Banamex and Corona Light 2009)最終日。通算10アンダー首位タイでスタートした米国のミッシェル・ウィ(Michelle Wie)が、5バーディー、2ボギーでスコアを3ストローク伸ばし、通算13アンダーでツアー初優勝を果たした。

 16歳でプロ転向後、男子ツアーへの挑戦が批判を集め、2007年には手首の故障に苦しみ成績不振に陥った20歳のウィが、悲願のツアー初優勝を果たした。

 2008年12月に行われた全米女子プロゴルフ協会(LPGA)ツアー最終予選会(LPGA Final Qualifying Tournament)でツアー出場権を獲得したウィは、2009シーズンに2位2回、第11回ソルハイムカップ(The Solheim Cup 2009)では4戦無敗の成績を収めるなど、目覚しい成長を遂げた。

 2位には首位と2打差の通算11アンダーで米国のポーラ・クリーマー(Paula Creamer)が、3位には3打差の通算10アンダーで米国のモーガン・プレッセル(Morgan Pressel)、クリスティ・カー(Cristie Kerr)、韓国の申智愛(Ji Yai Shin、シン・ジエ)が並んだ。

 通算3アンダー17位タイからスタートした宮里藍(Ai Miyazato)は、2バーディー、2ボギーでスコアを伸ばせず、通算3アンダー16位タイに終わった。

■最終日リーダーズボード

首位:ミッシェル・ウィ(米国) - 13アンダー
2位:ポーラ・クリーマー(米国) - 11アンダー
3位タイ:モーガン・プレッセル(米国) - 10アンダー
3位タイ:クリスティ・カー(米国)
3位タイ:申智愛(韓国)
16位タイ:宮里藍(日本) - 3アンダー

(c)AFP