【11月9日 AFP】（記事更新、写真追加）09-10フランスリーグ1第12節が7日と8日に各地で行なわれ、オリンピック・リヨン（Olympique Lyon）とオリンピック・マルセイユ（Olympique de Marseille）が壮絶な点の取り合いの末に5-5で引き分け、ボルドー（FC Girondins de Bordeaux）はリール（Lille OSC）に0-2で敗れながらも首位をキープした。

　3日に欧州チャンピオンズリーグ2009-10（UEFA Champions League 2009-10）決勝トーナメント進出を決めたボルドーは、後半にリールのヨハン・カバイェ（Yohan Cabaye）とフローラン・バルモン（Florent Balmont）に得点を奪われシーズン3敗目を喫したが、勝ち点25で首位をキープした。

　4日に同じく決勝トーナメント進出を決めたリヨンは、後半ロスタイムにマルセイユに同点に追いつかれ、勝ち点2を失った。

　前半はリヨンがミラレム・ピャネツ（Miralem Pjanic）とシドニー・ゴブ（Sidney Govou）、マルセイユがスレイマン・ディアワラ（Souleymane Diawara）とベノワ・シェイル（Benoit Cheyrou）が得点を記録し、2-2の同点で折り返した。

　後半に入るとマルセイユは、バカリー・コネ（Bakary Kone）とブランドン（Brandao）の得点で4-2とリードを奪ったが、その後リヨンは約10分間でリサンドロ・ロペス（Lisandro Lopez）が2得点、ミシェル・フェルナンデス・バストス（Michel Fernandes Bastos）が1得点を記録し、5-4と逆転に成功した。

　しかし迎えた後半ロスタイム、リヨンのジェレミ・トゥララン（Jeremy Toulalan）がマルセイユにオウンゴールを献上し、試合は5-5の引き分けに終わった。

　7日に行われた試合では、開幕からの連敗を11とし、マンチェスター・ユナイテッド（Manchester United）の持つ欧州クラブチームの開幕連敗記録に並ぶ可能性があったグルノーブル（Grenoble Foot 38）がASモナコ（AS Monaco）と0-0で引き分けた。

　11試合を終えて23失点（5得点）を喫しているグルノーブルは、敵地スタッド・ルイ・ドゥ（Stade Louis II）で得点力の無さを露呈したが、モナコを無失点に抑え、開幕から続く連敗を止めてシーズン初の勝ち点（1）を獲得した。

　この結果、最下位グルノーブルは同日オセール（AJ Auxerre）に0-1で敗れた19位ル・マン（Le Mans Union Club 72）との勝ち点差を7に縮めた。

　15年間リーグ優勝から遠ざかっているパリ・サンジェルマン（Paris Saint-Germain）は、本拠地パルク・デ・プランス（Parc des Princes）でニース（Nice）に0-1で敗れた。

　ロリアン（FC Lorient）がUSブローニュ（US Boulogne）に5-0、ランス（RC Lens）がソショー（FC Sochaux）に2-1で勝利し、バランシエンヌ（Valenciennes FC）とモンペリエ（Montpellier HSC）は1-1で引き分けに終わった。(c)AFP/Chris Wright

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