【10月27日 AFP】イラク・バグダッド(Baghdad)州のサラフ・アブドルラザク(Salah Abdul Razzaq)知事は26日、同市中心部で前日25日に発生した2件の自爆攻撃について、治安部隊の職務怠慢もしくは共謀があったと非難した。この攻撃での死者は約100人、負傷者は500人以上に上っている。

 同知事は、州当局は自爆攻撃に使われた車両を撮影したビデオ映像の存在を明らかにした。映像には、2トンの爆発物を積んだ白いルノー(Renault)製トラックが法務省の建物に向かって走行していく様子が映っていたという。

 同知事はAFPに対し、「これは人災だ。怠慢もしくは共謀としか言いようがない」と語った。バグダッド市内、特に今回標的となった中心部サルヒヤ(Salhiyeh)地区は、日中はトラックの乗り入れが禁止されている。

 イラク国防省の報道官はAFPに対し、治安当局がバグダッド市内の住宅2軒を急襲して爆発物の材料を押収し、人数は明らかにしなかったものの複数人を拘束したことを明らかにした。

 同報道官は、8月19日にバグダッド市内で発生した政府施設での爆弾攻撃で使用されたものと「同様の材料のようだ」としているほか、証拠などから実行犯は国際テロ組織アルカイダ(Al-Qaeda)に関連があり、旧支配政党のバース党(Baath Party)支持者であることが判明したと語った。(c)AFP/Sammy Ketz