【10月22日 AFP】パキスタンの首都イスラマバード(Islamabad)で22日の白昼、バイクに乗った男たちに軍用ジープが銃撃され、准将1人と運転手1人が死亡した。

 首都で奇襲があったのは、5人が死亡した自爆攻撃に続き、過去2日間で2回目。10月に入り全国ですでに185人以上が同様の襲撃で死亡しており、パキスタン政府はイスラム原理主義勢力タリバン(Taliban)や国際テロ組織アルカイダ(Al-Qaeda)とつながりのある原理主義グループによる犯行とみている。

 軍関係を標的としたものでは、2週間前にイスラマバード近郊のラワルピンディ(Rawalpindi)で軍総司令部が襲撃される事件もあった。この事件は、イスラム武装勢力「パキスタン・タリバン運動(TTP)」が犯行声明を出している。(c)AFP/Sami Zubeiri