三菱東京UFJ銀行の元法務幹部に有罪評決、友人の航空会社に巨額不正送金 英国
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【10月21日 AFP】三菱東京UFJ銀行(Bank of Tokyo-Mitsubishi UFJ)英国拠点の法務部門幹部だった女性弁護士が、友人が経営する航空会社に不正巨額融資を行っていたとされる事件で、英サザーク高等法院(Southwark Crown Court)の陪審団は20日、総額667万ポンド(約9億9000万円)の詐取などで、この弁護士に対し有罪の評決を下した。
有罪評決を受けたのは、法務部門でナンバー2の立場にあったケイト・ジョンズ(Kate Johns)被告(39)。同被告は2006年、同僚に社内規則を無視した巨額の送金を認めさせた。この資金は最終的に、同被告の友人フランク・タイラスピット(Frank Taira-Supit)氏が経営するインドネシアのエファタ航空(Air Efata)の口座に振り込まれた。
ジョンズ被告は不正送金の見返りに約195万ポンド(約2億9000万円)を受けとり、高級住宅の購入などにあてたという。また、ハーバード大(Harvard University)出身のタイラスピット氏は、同被告に対し、3万5000ポンド(約520万円)の指輪や約4万ポンド(約590万円)のイヤリングなどもプレゼントしていた。
このほかにも、年収15万ポンド(約2200万円)のジョンズ被告は、買い物旅行や美容品購入、豊胸手術などに多額の金をつぎ込んでいたという。
しかし、タイラスピット氏がエファタ航空の経営破たん後に自殺し不正送金の事実が明るみに出たことで、ジョンズ被告は前年1月に逮捕されていた。エファタ航空が所有する航空機はわずか3機だったという。
検察側は、銀行は貸出先の審査は慎重だったが、信用状があるときの確認作業はないに等しかったと指摘した。
ジョンズ被告は罪状を否認していたが、陪審団は、667万ポンドの詐取や不正な手段により58万8373ポンド(約8800万円)を得たことなど5つの罪で有罪評決を下した。(c)AFP
有罪評決を受けたのは、法務部門でナンバー2の立場にあったケイト・ジョンズ(Kate Johns)被告(39)。同被告は2006年、同僚に社内規則を無視した巨額の送金を認めさせた。この資金は最終的に、同被告の友人フランク・タイラスピット(Frank Taira-Supit)氏が経営するインドネシアのエファタ航空(Air Efata)の口座に振り込まれた。
ジョンズ被告は不正送金の見返りに約195万ポンド(約2億9000万円)を受けとり、高級住宅の購入などにあてたという。また、ハーバード大(Harvard University)出身のタイラスピット氏は、同被告に対し、3万5000ポンド(約520万円)の指輪や約4万ポンド(約590万円)のイヤリングなどもプレゼントしていた。
このほかにも、年収15万ポンド(約2200万円)のジョンズ被告は、買い物旅行や美容品購入、豊胸手術などに多額の金をつぎ込んでいたという。
しかし、タイラスピット氏がエファタ航空の経営破たん後に自殺し不正送金の事実が明るみに出たことで、ジョンズ被告は前年1月に逮捕されていた。エファタ航空が所有する航空機はわずか3機だったという。
検察側は、銀行は貸出先の審査は慎重だったが、信用状があるときの確認作業はないに等しかったと指摘した。
ジョンズ被告は罪状を否認していたが、陪審団は、667万ポンドの詐取や不正な手段により58万8373ポンド(約8800万円)を得たことなど5つの罪で有罪評決を下した。(c)AFP