月面衝突のNASA探査機がとらえた「ちり」、水蒸気含まれる可能性大
このニュースをシェア

【10月20日 AFP】米航空宇宙局(NASA)は19日、月面探査機「エルクロス(Lunar Crater Observation and Sensing Satellite、LCROSS)」が前週月面に衝突した直後の画像を公開した。
エルクロスは今年6月、月面の詳細な地図の作成を目的とした無人月探査機「ルナー・リコナイサンス・オービター(Lunar Reconnaissance Orbiter、LRO)」とともに、アトラス5(Atlas V)ロケットで打ち上げられた。
NASAは前週、水の存在を確認するための実験として、エルクロスのセントール(Centaur)ロケットを月の南極付近にあるクレーター「カベウス(Cabeus)」に時速約9000キロで衝突させ、エルクロス本体に搭載された合計9個のカメラがその瞬間を撮影。その4分後にはこの本体も月面に衝突させ、その衝撃と、「舞い上がるちり」などの影響を調べた。
このちりには、細かな粒子とともに水蒸気が含まれている可能性が大きいという。
これまでに得られた画像から、「カベウス」が直径28メートルであることなどが判明している。(c)AFP
エルクロスは今年6月、月面の詳細な地図の作成を目的とした無人月探査機「ルナー・リコナイサンス・オービター(Lunar Reconnaissance Orbiter、LRO)」とともに、アトラス5(Atlas V)ロケットで打ち上げられた。
NASAは前週、水の存在を確認するための実験として、エルクロスのセントール(Centaur)ロケットを月の南極付近にあるクレーター「カベウス(Cabeus)」に時速約9000キロで衝突させ、エルクロス本体に搭載された合計9個のカメラがその瞬間を撮影。その4分後にはこの本体も月面に衝突させ、その衝撃と、「舞い上がるちり」などの影響を調べた。
このちりには、細かな粒子とともに水蒸気が含まれている可能性が大きいという。
これまでに得られた画像から、「カベウス」が直径28メートルであることなどが判明している。(c)AFP