英RBS銀行CEO、高額報酬は「私の両親も多すぎると感じている」
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【10月17日 AFP】事実上国有化された英銀大手ロイヤル・バンク・オブ・スコットランド(Royal Bank of Scotland、RBS)のスティーブン・ヘスター(Stephen Hester)最高経営責任者(CEO)は16日、同社の再建に成功した場合に約束されている1000万ポンド(約15億円)近い報酬について、「わたしの両親すら、わたしが報酬をもらいすぎていると思っているよ」と語った。
金融関係者が過度のリスクを抱えることを助長し、世界的な景気低迷を悪化させたとして金融機関の高額報酬に対する世論の批判が高まるなか、ヘスター氏は、英大衆紙デーリー・ミラー(Daily Mirror)に対し、自らの報酬額が多くの人にとっては理解しがたいものであるだろうと認めた。
「ポップスターの稼ぐ額や、イングランド・プレミアリーグのサッカー選手の報酬に対しても、人々は不平をもらすかもしれないが、しかしエンターテインメントや娯楽の源になっているという理由で容認している」(スティーブン・ヘスターCEO)
「われわれ銀行員の難しいところは、人々に興奮するものを提供しているというより、むしろ人々の限界を指摘して、人々が手に入れられるものの範囲を気づかせる役割をになっているということだ。わたしの両親ですら、わたしが報酬をもらいすぎだと思っている」
英政府が約70%の株式を保有するRBSのCEOを務めるヘスター氏は、現金や株式、ストックオプションの組み合わせで970万ボンド(約14億4000万円)の報酬が決まっている。
しかし、世界的な金融危機を受けてRBSに公的資金が注入されてから1年も経たないうちに多額の報酬が支払われることに同社の株主らが不快感を示したことから、ヘスター氏は、報酬の大部分の支払いを2年間延期することに合意した。
RBSの株価が70ペンスを超えた場合にのみ支払われることになっている長期報酬についても、その半分以上の約340万ポンド(約5億円)の支払いが、2014年まで延期された。16日のロンドン(London)株式市場の朝の取引では、RBS株は0.79%上昇し、48.54ペンスをつけた。(c)AFP
金融関係者が過度のリスクを抱えることを助長し、世界的な景気低迷を悪化させたとして金融機関の高額報酬に対する世論の批判が高まるなか、ヘスター氏は、英大衆紙デーリー・ミラー(Daily Mirror)に対し、自らの報酬額が多くの人にとっては理解しがたいものであるだろうと認めた。
「ポップスターの稼ぐ額や、イングランド・プレミアリーグのサッカー選手の報酬に対しても、人々は不平をもらすかもしれないが、しかしエンターテインメントや娯楽の源になっているという理由で容認している」(スティーブン・ヘスターCEO)
「われわれ銀行員の難しいところは、人々に興奮するものを提供しているというより、むしろ人々の限界を指摘して、人々が手に入れられるものの範囲を気づかせる役割をになっているということだ。わたしの両親ですら、わたしが報酬をもらいすぎだと思っている」
英政府が約70%の株式を保有するRBSのCEOを務めるヘスター氏は、現金や株式、ストックオプションの組み合わせで970万ボンド(約14億4000万円)の報酬が決まっている。
しかし、世界的な金融危機を受けてRBSに公的資金が注入されてから1年も経たないうちに多額の報酬が支払われることに同社の株主らが不快感を示したことから、ヘスター氏は、報酬の大部分の支払いを2年間延期することに合意した。
RBSの株価が70ペンスを超えた場合にのみ支払われることになっている長期報酬についても、その半分以上の約340万ポンド(約5億円)の支払いが、2014年まで延期された。16日のロンドン(London)株式市場の朝の取引では、RBS株は0.79%上昇し、48.54ペンスをつけた。(c)AFP