【10月7日 AFP】台湾の台中(Taichung)市当局は7日、環境保全のために犬のふんなどのごみを拾って、商品券を獲得しようと市民に呼びかけた。同市で初めての取り組みだという。

 台中市環境保護局(Environmental Protection Bureau)は、犬のふん1キロにあたり100台湾ドル(約280円)分の商品券を渡すと発表した。

 犬のふんやその他のごみを指定の場所まで持って行くと商品券がもらえる仕組みで、環境保護局は声明で「報酬を提供することで、人々が清掃と環境保全に協力して市内がきれいになることを期待する」と述べた。

 同局は犬のふんのほかにも、プラスチックや紙、発泡スチロールのコップなどの回収にも商品券を提供する。(c)AFP