飼育下で繁殖した淡水カメがマイコバクテリアに感染、豪州初
このニュースをシェア

【10月7日 AFP】オーストラリアで、飼育下で繁殖し、野生の環境に一度も接したことがない淡水カメがほかの動物や人間に感染することもある伝染性の高い病原菌、マイコバクテリアに感染していることが5日、明らかになった。米国での報告例はあるがオーストラリアでは初めてのケースで、感染経路は不明だという。
獣医学を学んでいるデビー・バンナン(Debbie Bannan)さんが今週、シドニー(Sydney)で開催されるオーストラリア獣医師会(Australian Veterinary Association、AVA)の外来ペットに関する会議で報告する。
「このような病原菌に感染した生物が家庭に入ってきているとすれば、ほかの動物や人間に感染しないうちに発見し、手当てをする必要があります」と話すバンナンさんは、外来ペットへの関心が高まるなか、正しい世話の仕方への意識を高めることが重要だとしている。(c)AFP
獣医学を学んでいるデビー・バンナン(Debbie Bannan)さんが今週、シドニー(Sydney)で開催されるオーストラリア獣医師会(Australian Veterinary Association、AVA)の外来ペットに関する会議で報告する。
「このような病原菌に感染した生物が家庭に入ってきているとすれば、ほかの動物や人間に感染しないうちに発見し、手当てをする必要があります」と話すバンナンさんは、外来ペットへの関心が高まるなか、正しい世話の仕方への意識を高めることが重要だとしている。(c)AFP