【10月7日 AFP】米スポーツ専門チャンネルESPNは6日、北京五輪男子バスケットボールで米国チームの金メダル獲得に貢献したレブロン・ジェームズ(LeBron James)とドウェイン・ウェイド(Dwyane Wade)が、2010年に開催されるFIBAバスケットボール世界選手権(2010 FIBA Basketball World Championship)への出場をためらっていると報じた。

 2010年8月28日から9月12日にかけてトルコで開催される世界選手権で優勝したチームには、2012年ロンドン五輪の出場権が与えられるが、米国チームはドリームチームで出場した1994年のトロント(Tronto)大会以来優勝から遠ざかっている。

 NBAの多くのスター選手が世界選手権出場を明言しているが、08-09シーズンのレギュラーシーズンMVPのジェームズ、同シーズン得点王のウェイドのどちらか一人、もしくは両選手が欠場すれば、米国チーム優勝の可能性が低くなる恐れがある。

 ESPNに対しウェイドは「(出場は)五分五分だ。(米国チームに)戻ってくるほとんどの選手と経験をともにしたい、しかし、決断する前に09-10シーズンがどうなるかを静観しなくてはならない」と語った。

 2010年オフにレブロン・ジェームズとドウェイン・ウェイドはFA(フリーエージェント)となる可能性がある。FAが代表チームに影響を与えることについてウェイドは「そうだと思う。もしそうなったらね。もちろん他の選手にも言えることだ。まだFAになったことがないから未知の世界のようだ。今後を見ていかなければならない。分からないよ、今までこのような状況に立ったことがないから。これからどんなふうに進んでいくのか、まったく分からない」と話している。

 米国代表は、2010年7月中旬にロスターを15人程度に絞り込むための小規模合宿をラスベガス(Las Vegas)、8月には合宿と米国や欧州の都市で親善試合を行い、本大会の行われるトルコに向かう。

 ラスベガスで映画の撮影を行う計画をすでに発表しているジェームズの世界選手権出場は、大会自体にも影響を及ぼす可能性がある。

 ジェームズは「映画撮影の細かい進行がまだすべて決まっていないんだ。もし来年の夏、代表チームでプレーすると決めた時には報告はしないといけないが、今すぐには答えられない」とコメントしている。

 北京五輪代表のカーメロ・アンソニー(Carmelo Anthony)とデロン・ウィリアムス(Deron Williams)は先ごろ、2010年7月にフリーエージェントとなる可能性のあるコービー・ブライアント(Kobe Bryant)、ドワイト・ハワード(Dwight Howard)、クリス・ポール(Chris Paul)、クリス・ボッシュ(Chris Bosh)は2008年、世界選手権出場を明言している。(c)AFP