【10月1日 AFP】(記事更新、写真追加)サッカー欧州チャンピオンズリーグ2009-10(UEFA Champions League 2009-10)は30日、グループリーグ第2節が各地で行なわれ、グループDではチェルシー(Chelsea)がアポエルFC(APOEL FC)を1-0で下した。

 チェルシーはキプロスで行われた格下アポエルとの試合をニコラ・アネルカ(Nicolas Anelka)の得点で制し、グループ首位を守った。

 試合開始直後は中途半端な形を見せていたチェルシーだったが、その後はアネルカの左サイドでの頭脳的なランニングや、フランク・ランパード(Frank Lampard)がピッチ中央で実力を発揮し、本来の調子を取り戻した。

 試合終盤、調子を崩したチェルシーはリズムを失い、パスが繋がらなくなった。逆に格下という立場をあざ笑うようなプレーを見せていたアポエルは、通常のプレーを見せていた。
 
 最高のパフォーマンスではなかったものの、チェルシーはカルロ・アンチェロッティ(Carlo Ancelotti)監督が望んだ勝ち点3を獲得した。

 一方、第1節でチェルシーに敗れているFCポルト(FC Porto)は、ホームでアトレティコ・マドリード(Atletico de Madrid)と対戦し、後半30分にラダメル・ファルカオ・ガルシア(Radamel Falcao Garcia)の得点で先制すると、同37分にはロランド・フォンセカ(Rolando Fonseca)が追加点を挙げ、2-0で勝利している。(c)AFP