【10月1日 MODE PRESS】大ヒット映画『プラダを着た悪魔』のモデルといわれる米版ヴォーグのアナ・ウィンター(Anna Wintour)編集長。彼女と、同誌9月号の制作過程を追ったドキュメンタリー映画『ファッションが教えてくれること(The September Issue)』が11月7日から公開される。

■アナ・ウィンターの真の姿

 アメリカ女性の約10人に1人、1300万人が読むといわれる米版ヴォーグを率いるアナ編集長。どんな有名デザイナーも彼女の意見を参考にし、ファッション・ショーもアナ編集長が到着するまで始まらない。

 今や一雑誌の編集長という枠を超え、3000億ドルのファッション産業における最重要人物と称されアナ編集長だが、ここまでのパワーを手に入れたのは、単に彼女が恵まれた感性の持ち主だからというだけではない。瞬時の判断力、発想力、統率力、そして何よりも仕事に向き合う真摯な姿勢・・・

 R.J.カトラー(R.J. Cutler)監督は、一年で最も重要な号といわれるヴォーグ9月号の制作過程に密着することで、普段はトレードマークのボブカットとサングラスの陰に隠されている、アナ編集長の真の姿を映し出した。

■編集部員たちの姿にも注目

 同時に描かれているのが、アナ編集長とともに働く編集部員たちの姿。用意した服やモデルをすべて却下されたり、大金を使って撮影したほとんどの写真をボツにされたり、撮影そのもののやり直しを命じられたり・・・それぞれが高いハードルの前で苦悩しながらも、必死に乗り越え成長していく姿は、見るものに“働くことの厳しさと喜び”を教えてくれる。
 
■すべての働く人へ

 働くということは決して楽しいことばかりじゃない。厳しさやプレッシャーに負けそうになることもある。けれど、その先には何物にも変え難い大きな喜びと成長が待っている。

 映画『ファッションが教えてくれること』を通じて描かれる、普遍的なメッセージは、すべての働く人に、前へと進む勇気を与えてくれるはずだ。(c)MODE PRESS

【関連情報】
映画『ファッションが教えてくれること』 09年11月7日(土)より新宿バルト9他全国にて順次公開。
特集:映画『ファッションが教えてくれること』に注目!
◆NY近代美術館で映画『ファッションが教えてくれること』プレミア上映会