【9月24日 AFP】英俳優イアン・マッケラン(Ian McKellen、70)が23日、現在スペインで開催中のサンセバスチャン国際映画祭(San Sebastian International Film Festival)で、生涯功労賞にあたるドノスティア(Donostia)賞を授与された。

 会見場に現れたマッケランは、「1つの役ではなくキャリアを認めてもらえたので、この受賞はとてもうれしい」と喜びをあらわにした。

X-Men」シリーズのマグニートー(Magneto)役や「ロード・オブ・ザ・リング(The Lord of the Rings)」のガンダルフ(Gandalf)役が良く知られているマッケランだが、舞台でもシェークスピア俳優として長いキャリアを誇っている。

 1998年の映画『ゴッド・アンド・モンスター(Gods and Monsters)』と2001年の『ロード・オブ・ザ・リング(The Lord of the Rings: The Fellowship of the Rings)』では、アカデミー賞にノミネートされた。

 記者団にお気に入りの役を聞かれたマッケランは、冗談を飛ばした。

「いつも今演じている役と答えるんだが、今は何もやっていないので、そうだね、私の好きな役は私だね」

 その後、「ガンダルフは素晴らしい役だと思う。わたしはガンダルフの大ファンなんだ」と付け加えた。

 さらに、同性愛者であることを公表し、同性愛者の権利向上のための活動も行っているマッケランは、「若い頃、自分がゲイだということを知っていたし、同性に魅力を感じる人間なんて世界中に自分1人しかいないような気がしていた」と若かった日々を思い出していた。(c)AFP