【9月23日 AFP】バラク・オバマ(Barack Obama)米大統領は22日、行き詰まっているパレスチナ最終地位交渉の打開を目指しニューヨーク(New York)のワルドーフ・アストリア・ホテル(Waldorf Astoria Hotel)でイスラエルのベンヤミン・ネタニヤフ(Benjamin Netanyahu)首相、パレスチナ自治政府のマフムード・アッバス(Mahmoud Abbas )議長と首脳会談を行った。

 会談は、3首脳が報道撮影用にぎこちない握手を交わした後に始まった。
 
 オバマ大統領は「数世代にわたりイスラエルとパレスチナの人々に止むことのない紛争と苦しみを与えてきた行き詰まりを打開しようという意思を奮い起こすことが必要だ」と述べ、イスラエルにはパレスチナ側が和平交渉再開の条件としている入植活動の凍結を、パレスチナ側にはイスラエルを交渉の席に引き戻すため融和的な姿勢を示すことを求めた。

 また、オバマ大統領は和平交渉再開に向けた協議のため、来週にもワシントンD.C.(Washington D.C.)に交渉担当者を送るようイスラエルとパレスチナに求めたことを明らかにした。

 アッバス議長は、あらためてイスラエルに全入植活動の凍結を求めた。ネタニヤフ首相は今回の会談には勝者も敗者もいないと記者団に語った。今回の首脳会談は目立った進展もなく終わったが、予想されていたことだったため特に驚きもなく受け止められた。(c)AFP/Gavin Rabinowitz