【9月21日 AFP】2年前、イスラム教徒による抗議活動を懸念してマレーシアでのコンサートが中止になった米歌手ビヨンセ(Beyonce)が10月にワールドツアー「I am...」のマレーシア公演を行うことが決定した。主催者Marctensiaがウェブサイトで発表した。

 公演は10月25日、首都クアラルンプール(Kuala Lumpur)郊外にあるブキット・ジャリル国立競技場(Bukit Jalil National Stadium)で行われる。

 2007年に予定されていたコンサートの主催者は、中止の理由をスケジュールが合わなかったためとしていたが、地元の情報筋によると、イスラム教徒が大多数を占める同国で抗議行動の発生が懸念されたことが最大の理由だという。

 イスラム保守派の全マレーシア・イスラム党(Pan-Malaysian Islamic PartyPAS)は、しばしば海外アーティストの公演を非難している。

 PASは今月、イスラム教の断食月「ラマダン(Ramadan)」中の公演はイスラム教徒を侮辱する行動だとして、デンマークのバンド、マイケル・ラーンズ・トゥ・ロック(Michael Learns to Rock)に公演中止を求めたが、同バンドは無事に公演を終えた。(c)AFP

【参考】Marctensiaのサイト(英語)