【9月18日 AFP】フランスの女子水泳選手ロール・マナドゥ(Laure Manaudou)が、18日付けの新聞のインタビューで引退を発表した。

 フランスの日刊紙Le Parisien-Aujourd’hui en Franceに対して22歳のマナドゥは「(引退は)決まったこと。わたしはやめる。簡単な決断ではなかった。衝動的な決断ではない」と語っている。

 17歳で2004年のアテネ五輪に出場したマナドゥは、400メートル自由形でフランス女子競泳界初の金メダルを獲得。さらに800メートル自由形で銀メダルを、100メートル背泳ぎで銅メダルを獲得して国民的ヒロインとなった。

 何度か世界記録を樹立したマナドゥだったが、長年連れ添ったコーチとの確執や、ゴシップ誌で写真がばら撒かれたイタリア人水泳選手の恋人との破局などの問題を抱え、トップレベルにとどまることに苦しんだ。

 同紙でマナドゥは「今は水泳がわたしの喜びではないことに気付いている」と語っている。

 北京五輪で再起をかけたマナドゥだったが、無残な成績に終わり涙を流して会場を後にし、1月には最高レベルで戦う意欲を失ったとして2009シーズンを全休することを明らかにした。

 マナドゥは「熱意がわいてこなかった。今はほかのことに関心がある。朝、目が覚めてわたしにはもう泳ぐ気がないということに気付いた。わたしはすべてのタイトルを手にし、望んだものすべてを手に入れた。これ以上望むのであれば、未来のことを考える時間が欲しい」と語っている。(c)AFP