【9月8日 AFP】ブラジル政府は7日、同国軍の次期戦闘機選定をめぐり、フランスのラファール(Rafale)戦闘機36機を調達する計画を明らかにした。計画には機体製造の技術移転も含まれており、ブラジルとフランスの軍事協力関係が深まる見込みだ。

 ラファールの製造元の仏ダッソー・アビアシオン(Dassault Aviation)にとっては、この調達計画が実現すれば初の海外からの受注となる。

 調達計画によると、ブラジル軍は今後30年にわたって、ラテンアメリカで最も高性能な戦闘機を配備することになる。契約金額は総額40~70億ドル(約3700~6500億円)に上るとみられている。(c)AFP/Aldo Gamboa

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