【9月4日 AFP】米カリフォルニア(California)州で当時11歳だった女性を誘拐し、18年間監禁していたフィリップ・ガリドー(Phillip Garrido)被告(58)には、14歳の少女を性的暴行した前科があり、同様の被害を受けた女性がほかにも複数いる可能性が極めて高いことを地元警察が3日明らかにした。

 アンティオック(Antioch)警察のレオナルド・オルマン(Leonard Orman)警部補が報道陣に語ったところによると、ガリドー被告は1972年4月、アンティオックの図書館で知り合った14歳の少女とその友人をほかの男と共謀しておびき出し、車に乗せて睡眠薬で眠らせた。少女はモーテルのベッドの上で目を覚まし、ガリドー被告に繰り返しレイプされたという。

 両親が少女の居場所を突き止め、警察に通報。ガリドー被告は逮捕されたが、理由ははっきりしないものの訴追されなかったという。

 その4年後には、ネバダ(Nevada)州レノ(Reno)のカジノで女性従業員を拉致し、防音対策がほどこされた物置に閉じこめて暴行に及んだ。逮捕され禁固50年の刑を受けたが、11年服役した後、1988年8月に仮釈放された。 

 そしてその3年後の1991年6月10日、当時11歳だったジェイシー・リー・ドゥガード(Jaycee Lee Dugard)さんを誘拐し、自宅の倉庫に18年間にわたり監禁。前週になってドゥガードさんは警察に自ら赴き、ガリドー被告の身柄が拘束された。

 オルマン警部補は、「ほかにも被害者がいる可能性は?」との質問に、「大いにありうる」と答えた。(c)AFP