【8月20日 AFP】時計がカチカチ鳴るなか、人々は死に、インフルエンザウイルスは世界にまん延していく――新型インフルエンザA型(H1N1)への対処の仕方を考えさせられるコンピューターゲーム、その名も「The Great Flu」が注目を集めている。

 ゲームのプレーヤーは、感染者と死者が増えていくなか、抗ウイルス薬を備蓄するか、新たな感染拡大地域に調査隊を派遣するかなど、細かい判断を求められる。

 ただし、予算は限られている。主要な空港を閉鎖するといった決断も、決して安くはない。考え込んでいるうちにも、世界地図に示された感染地域は広がっていく。

 ゲームはもともと、オランダのティーンエージャー向けに開発されたもので、その構想は、新型インフルが流行する前からあった。2009年初めにネットにアップされて以来、1日に1000人以上、多い時には4万人以上が訪れるという。

 一方でコンサルタントのデボラ・マッケンジー(Deborah MacKenzie)氏は、英科学誌『ニュー・サイエンティスト(New Scientist)』(電子版)に対し、ゲームには、プレイヤーの行動がウイルスに与える影響が明確ではないという欠点があると指摘している。(c)AFP

【参考】ゲーム「The Great Flu」(英語)