【8月20日 senken h】ファッションが変わる、時代は「e」モードへ。リサイクルがもっとおしゃれな動きを見せ始めている、ニューヨークからのレポート。

■Case 1:ニューヨークデザインルーム「リサイクル生地でオーダーメイド」

 ブルックリンにある「ニューヨークデザインルーム(nydesignroom)」は、リサイクル生地を使った服を作り、オーダーメイドも受け付ける店だ。店内には大きな裁断台が置かれ、型紙や反物も買い物客の目にすぐ入る。メンズ、レディスの服の他、クッションやぬいぐるみも作る。それらをビンテージの家具や食器などと一緒に売っている。

 オーナーのグリッポさんは、アルゼンチン出身。「アルゼンチンでは、その場にあるもので何か作る」と言うグリッポさんは、古着を買って服や雑貨を作ることを思いついた。オーダーメイドを行うのは、フィットする服を提供したいことに加え、お客とのやりとりが楽しいから。また、店内のレイアウトを2 カ月に1回変え、年に1回は天井や壁の色を塗り替える。元々建築の勉強をしていたグリッポさんにとっては苦にならない作業だが、お客にとっても常に新鮮な気分で訪れることのできる店といえそうだ。

【ショップ情報】
住所:339 Bedford Avenue, Brooklyn, NY 11211
電話番号:+1・718・302・4981
<ニューヨークデザインルーム公式サイト>

■Case 2:テラサイクル「素材の意外性が楽しいバッグ&文具」

 「テラサイクル(TerraCycle)」は、アルミ製のジュースパックやプラスチックの買い物袋などを再利用して、ポップでキュートなバッグやステーショナリーを作っている。アメリカではほとんどの製品がリサイクルされることなく廃棄処分されているが、同社は積極的にリサイクルに取り組んでいる。

 昨年は、大手飲料企業「カプリ・サン」などの協力のもと、ジュースパックの回収プログラムを開始した。回収したジュースパックはニュージャージー州にある工場で洗浄し、鉛筆ケースやトートバッグなどに加工している。屋外に設置されているビニール製のビルボード広告を再利用して作ったハンドバッグなどもあり、一目見ただけでは何からできているのか分からない意外性が楽しい。

 商品は同社のオンラインストアや、ターゲット、ウォルマートなどの量販店で購入可能だ。(c)senken h / text:Yoshiko SUGIMOTO(Case 1),Hinako TAKAKI(Case 2)

テラサイクル公式サイト

【関連情報】
<senken h 95>ファッション:エコ、太陽エネルギーを活用
<senken h 95>ファッション:エシカル・ファッションにも注目
特集:senken h 95