【8月13日 AFP】サッカー国際親善試合、オランダ対イングランド。試合は2-2の引き分けに終わった。

　2点を先制されたイングランドは、ファビオ・カペッロ（Fabio Capello）監督の起用に応えたジャーメイン・デフォー（Jermaine Defoe）が2得点を記録し、2-2の引き分けに持ち込んだ。

　イングランドは、前半にリオ・ファーディナンド（Rio Ferdinand）とギャレス・バリー（Gareth Barry）のミスからディルク・カイト（Dirk Kuyt）とラファエル・ファン・デル・ファールト（Rafael Van Der Vaart）に得点を許し、カペッロ監督体制になって3敗目を喫するかに見えた。

　ところが後半開始から投入されたデフォーは、マンチェスター・ユナイテッド（Manchester United）のマイケル・オーウェン（Michael Owen）ではなく自身を招集した監督の決定が正しかったことを証明し、冷静なフィニッシュで2得点を記録した。

　失点シーンのようなずさんなミスを無くさなければならないイングランドだが、その後の決意に満ちた反撃攻勢は、カペッロ監督の就任以前には見られなかった強い姿勢がチームに注入されたことを示した。(c)AFP