【8月5日 AFP】中国では、売春婦は政府役人や科学者よりも「信頼できる」と考えられている。同国の雑誌「インサイト・チャイナ(Insight China)」(電子版)が4日、こうした調査結果を発表した。

 この調査は、同誌が6月と7月、オンライン・アンケートを実施し、さまざまな職業について「信頼できるか」を答えてもらったもの。3376人の回答者のうち、「売春婦」が信頼できると回答した人は7.9%で、農民、宗教関係者に次ぐ第3位にランクインした。

 4位は兵士、5位は学生で、科学者や教師、政府役人は下位にランクイン。最下位は不動産業者、秘書、芸能人、映画監督などの顔ぶれとなった。

 この調査結果について、4日の国営英字紙チャイナ・デーリー(China Daily)は社説で、「国家のエリートたちも絡んだ数々のスキャンダルが連日報道されていることを考えれば、この結果はまだましだ。少なくとも(政府役人や科学者は)最下位には入らなかった」と述べている。(c)AFP