【8月4日 AFP】北大西洋条約機構(North Atlantic Treaty OrganisationNATO)のアナス・フォー・ラスムセン(Anders Fogh Rasmussen)新事務総長は3日、ベルギーの首都ブリュッセル(Brussels)のNATO本部で就任後初めて記者会見し、NATO主体の国際治安支援部隊(ISAF)によってアフガニスタンが再び国際テロの中心地になることを防ぐこと、1年前のグルジア紛争で悪化したロシアとの新たな戦略的協力関係を構築することを最優先課題として示した。

 アフガンには現在、反政府活動を行うイスラム原理主義組織タリバン(Taliban)に対抗するため、多国籍部隊約10万人が駐留している。同事務総長は長期目標として、アフガンの治安維持権限をアフガン側に移譲することで、具体的に、目に見える形で事態を進展させることだと述べた。

 デンマーク首相だったラスムセン事務総長は、オランダのヤープ・デホープスヘッフェル(Jaap de Hoop Scheffer)氏の後任として今月1日に就任。任期は4年。(c)AFP/Philippe Siuberski