【7月29日 AFP】「魔女を求む!」――英国南西部ウェルズ(Wells)近郊の「ウーキー・ホールの洞窟(Wookey Hole Caves)」で、先代の魔女の引退に伴い新たな募集をかけたところ、28日に行われた採用面接に数百人の志願者が詰めかけた。

 洞窟は、中世の暗黒時代に魔女が住んでいたとされる場所。伝説によると、魔女は作物を枯らしたりミルクを腐らせるなどの悪行を尽くしたが、僧侶に聖水を降りかけられ、石に変えられてしまった。現在は、コウモリが住むだけの場所となっている。

 志願者らは、3人の面接官を前に、1分間の持ち時間で、血が凍り付くような悲鳴を上げたり洞窟に魔法をかけるなど、魔女としての資質をアピールした。

 2か月前に大工の仕事を失ったという男性は、婚約者と生後間もない娘を連れてやってきた。「選ばれたら助かるよ。家族3人でやっていきたいね。雇う側としては1人分の給料で3人(の魔女)をゲットできるんだ」

 広告に掲載された条件は、不気味な笑い声を出せること、ネコアレルギーでないこと。勤務は週末および学校の休暇期間中で、年俸は5万ポンド(約780万円)とのことだ。(c)AFP