【7月27日 AFP】ドイツ南西部カールスルーエ(Karlsruhe)の裁判所で21日、自宅の車庫でクモに驚いた際に負傷した女性が、掃除を委託していた業者を訴えていた裁判の判決があり、女性の訴えは退けられた。

 原告の女性は、自宅の車庫で、突然、天井から目の前につり下がってきた大きなクモに驚いて飛び退いた際に転倒し、右骨盤を傷めたうえ、顔の右側に傷を負い、右手首を複雑骨折した。

 女性は、けがをしたのは、毎月清掃を依頼していたにもかかわらずクモの巣を取り除かなかった清掃業者の責任だとして、6000ユーロ(約80万円)の損害賠償を求めて業者を訴えていた。

 これに対し、裁判所は「清掃業者が月々の業務を遂行してクモの巣を取り除いていても、クモが絶対に現れないとの保証はない」と述べ、「クモが出現するリスクは日常的なもので、被告の責任ではない」と結論づけた。(c)AFP