【7月23日 MODE PRESS】コスメティック・ブランド「M・A・C（Make-up Art Cosmetics）」が最新カラーコレクションの発表を記念して、マリリン・ミンター（Marilyn Minter）、リチャード・フィリップス（Richard Phillips）、マイラ・カルマン（Maira Kalman）の3人のアーティストに作品制作を依頼した。

　M・A・CのJames Gagerクリエイティブ・ディレクターは「異なるアーティストが、我々の最新カラーコレクションを使ってどのようなクリエイションをするのか興味がありました。そこでコレクションを3つに分け、各アーティストに“女性がどのように新色を身につけるか”を解釈してもらいました。純粋なものにしたかったので、私は一切作品の監修をしていません。M・A・Cは他の会社がやらなようなことをやるのです。今回もきっとその1つになるでしょう。しかし、根本には“女性の美を賞賛する”というアイデアがあります」と語った。

　これを記念して15日には、ニューヨーク市内にある3人のワークスタジオを会場に3つのパーティが開催された。

■パーティ（1）　マリリン・ミンター

　ミンターは、市内のマーサーストリート（Mercer Street）にあるスタジオで作品を披露。「私は写真家としてのキャリアをスタートしてから、ずっとM・A・Cの商品を撮り続けているのよ。この近くにお店もあるしね」とコメント。ゲストたちはピンク・レモネードやアイスクリームなどを片手に作品を堪能していた。

■パーティ（2）　マイラ・カルマン

　一方、「ニューヨーカー（New Yorker）」誌の表紙などを手がけるカルマンはアップタウンの自宅兼スタジオでパーティを行った。インスタレーションのタイトルは「Young Woman at Yellow Table」。「スケッチするときに、MACのアイペンシルを使ったのよ。すぐ折れてしまったりするけど、もともと繊細な部分用だものね」とカルマン。会場にはデザイナーのアイザック・ミズラヒ（Isaac Mizrahi）も駆け付けた。

■パーティ（3）　リチャード・フィリップス

　ウェスト・チェルシーのロフトで行われていたフィリップスのパーティには、俳優のエド・ウエストウィック（Ed Westwick）、デザイナーのガレス・ピュー（Gareth Pugh）、エリン・フェザーストン（Erin Fetherston）、レイチェル・フェインステイン（Rachel Feinstein）ら多数のゲストが集結。皆それぞれにビューティについて語り、朝まで続くパーティを楽しんでいた。（c）Fashion Week Daily/MODE PRESS

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