【7月23日 AFP】国際自転車競技連合(International Cycling Union、以下UCI)は22日、第92回ジロ・デ・イタリア(2009 Giro d'Italia)の大会期間中に行われた薬物検査でダニーロ・ディルーカ(Danilo Di Luca、イタリア)から禁止薬物である持続性エリスロポエチン受容体活性化剤(Continuous Erythropoiesis Receptor Activator、以下CERA)の陽性反応が検出されたことを発表した。

  UCIによると、大会期間中の5月20日と28日に採取されたディルーカの2つの血液サンプルからCERAの陽性反応が検出されたという。UCIは、ディルーカを一時的に出場停止処分とした。

 LPRブレイク(LPR Brakes)に所属するディルーカは、2009年のジロ・デ・イタリアでは2度のステージ優勝を飾り、8日間にわたって総合首位を守り、総合優勝したラボバンク(Rabobank)のデニス・メンショフ(Denis Menchov、ロシア)と41秒差で総合2位に入った。ディルーカはツール・ド・フランス(2009 Tour de France)には出場していない。

 UCIは「この結果は、バイオロジカルパスポート(Biological Passport)の血液データ、以前の検査結果、彼のレーススケジュールの情報をもとに実施した検査プログラムによるものです。イタリア自転車競技連盟(Federazione Ciclistica Italiana、FCI))から聴聞会に召喚されてディルーカ氏が反ドーピング規則を違反したか否かが決定されるまで、ディルーカ氏の一時出場停止は有効となる」と声明を発表している。

 薬物使用に関してディルーカは潔白を主張している。(c)AFP