【7月22日 AFP】米航空宇宙局(NASA)のウェブサイト「Earth Observatory」で22日、宇宙からとらえたインドネシアのタンボラ(Tambora)火山の頂上にできたカルデラの様子が公開された。

 直径6キロメートル、深さ1100メートルのこの巨大なカルデラは、1815年4月10日にタンボラが噴火した際に発生した。タンボラはもともと4000メートル級の山だったと推定されている。

 現在は、クレーターの底は一時的な淡水湖や、たい積した鉱物、19-20世紀に起きた小規模な溶岩流などがみられ、火山灰のたい積も北西部のクレーターのふちでみられる。現在も噴気孔から蒸気が出ている。(c)AFP