【7月21日 AFP】(一部更新、写真追加)衆議院は21日午後に開かれた本会議で解散された。総選挙は8月30日に行われるが、複数の世論調査では、民主党が勝利し、半世紀以上の自民党支配政治に終止符が打たれると予測されている。

■両院議員懇談会で陳謝

 衆院解散に先立ち、麻生太郎(Taro Aso)首相は同日午前、自民党の両院議員懇談会に出席し、自らの発言が党支持率の低下を招いたとして陳謝した。

 麻生首相は「わたしの発言やぶれたといわれる言葉が国民に政治への不安と不信を与え、自民党への支持率低下につながった。深く反省している」と述べ、出席議員らに謝罪した。

 その一方で、引き続き党総裁の座にとどまり、党員と一致団結して8月の衆院選に臨む決意を示した。懇談会は当初非公開で行われる予定だったが、開催直前に公開が決まり、テレビでも放映された。(c)AFP