【7月18日 AFP】イタリア・セリエA、インテル(Inter Milan)のマッシモ・モラッティ(Massimo Moratti)会長が、所属するフォワード(FW)のズラタン・イブラヒモビッチ(Zlatan Ibrahimovic)の移籍について、スペイン1部リーグのFCバルセロナ(FC Barcelona)と交渉中であることを明らかにした。

 FCバルセロナからはイブラヒモビッチとのトレードでサミュエル・エトー(Samuel Eto’o)が、シェレール・マクスウェル(Sherrer Maxwell)とのトレードの形でアレクサンデル・フレブ(Alexander Hleb)がインテルに加入すると見られている。

 スカイスポーツ24(Sky Sport 24)に対してモラッティ会長は「マクスウェルの移籍を完了させ、我々はフレブ獲得に向かっている。それ以外にも、バルセロナ側が興味を示していたイブラヒモビッチとエトーについて何かできる可能性があるかどうか話をした。エトーにはイブラヒモビッチほどの市場的価値は無いが、大きなオファーだ」と話し、スペインとイタリアのメディアが報じたインテル側への高額な金銭補償を含むトレードの可能性を認めている。

 スペインのマルカ(Marca)、アス(AS)両紙とイタリアのガゼッタ・デロ・スポルト(Gazzetta dello Sport)紙は、インテルに4000万ユーロ(約53億円)が支払われる見込みと報じている。またスペインのラジオ局カデナ・セル(Cadena Ser)は、16日に行われたモラッティ会長とバルセロナのホアン・ラポルタ(Juan Laporta)会長の会談後72時間(3日)以内に移籍が完了する可能性もあると報じている。

 ラポルタ会長は17日、イブラヒモビッチ獲得とエトーのインテル移籍で「原則合意に至った」とスペインメディアに明かしている。契約合意は両選手がそれぞれの移籍先のチームとの契約に合意するかによるとしているラポルタ会長は、この2選手の契約にフレブのローン移籍の契約は関係ないとしている。

 続けてラポルタ会長は、イブラヒモビッチ獲得に成功したとしても、バレンシア(Valencia CF)のダビド・ビジャ(David Villa)獲得への関心が無くなったわけではないと付け加えている。

 欧州屈指のFWとされるイブラヒモビッチは、これまでに何度もイタリアからスペインへ移籍する準備があることを示唆しており、FCバルセロナは、長期に渡ってエトーの放出を検討していた。(c)AFP