【6月30日 AFP】米自動車最大手ゼネラル・モーターズ(General MotorsGM)は29日、連邦破産法11条(日本の民事再生法に相当)の下での再建策の一環として、トヨタ自動車(Toyota Motor)と折半出資する合弁工場「NUMMINew United Motor Manufacturing Incorporated)」での提携事業から撤退すると発表した。

 GMは、同社が保有するNUMMIの株式について、「新生GM」へ売却されず、清算の対象となるとしている。NUMMIでのGM車の生産は、今年8月で終了する。

 トヨタは声明を発表し、「GMが撤退を選択したことは非常に残念」とする一方で、同工場での操業は継続していきたいとの見解を示している、

 NUMMIはウェブサイトによる米カリフォルニア(California)州フレモント(Fremont)にある同工場では5440人が働いており、乗用車25万台、トラック17万台を生産している。(c)AFP