【6月30日 AFP】テニス、ウィンブルドン選手権(The Championships Wimbledon 2009)女子シングルス4回戦。大会第1シードのディナラ・サフィナ(Dinara Safina、ロシア)は、大会第17シードのアメリー・モウレズモ(Amelie Mauresmo、フランス)と対戦。世界ランキング1位のサフィナは4-6、6-3、6-4で2006年大会の覇者モウレズモを下し、準々決勝に進出した。

 サフィナが第1セットを先取されて迎えた第2セットを4-1でリードしたところで、会場のセンターコートが豪雨に見舞われたため、総工費8000万ポンド(約127億6000万円)をかけて造られた1000トンの開閉式の屋根が初めて閉じられた。両選手の名前は、初めて屋根が閉じられたセンターコートで試合をした選手としてオールイングランド・ローンテニス・アンド・クローケー・クラブ(All England Lawn Tennis and Croquet Club)の歴史に刻まれることとなった。

 サフィナは、4強入りを懸けて準々決勝でザビーネ・リシキ(Sabine Lisicki、ドイツ)と対戦する。(c)AFP/Robin Millard