【6月25日 AFP】(一部更新)米インターネット検索大手グーグル(Google)に対し、中国政府がわいせつな画像を削除するよう要求を続けているなか、24日夜、2時間以上にわたり中国国内からグーグル英語版への接続ができない状況になった。

 国営英字紙チャイナ・デーリー(China Daily)によると、中国版のほうの接続は通常どおりだったという。中国で同社の広報を手がける広告企業によると、ユーザーからグーグルに苦情が寄せられたという。

 また、英語版に接続できなかった間、グーグルのEメールサービス「Gmail」への接続も切断された。一夜明けた25日には中国語、英語どちらのサイトも通常通り利用できるようになっている。

 グーグルの現地法人グーグル・チャイナ(Google China)は同日、AFPに対し、電子メールで「過去24時間に、中国本土で多くのユーザーがGoogle.comや、Google Docs、Gmailといった関連サービスを利用できなかった事態は把握している」と回答した。またこの声明では24日夜に短時間、中国版サイト「Google.cn」もアクセス不可能になったとの報告がユーザーからあったことも明らかにされた。

 グーグルでは状況について現在、調査中としており、サービス停止の原因に関してはなにも言及していない。

 しかし、中国では外国のウェブサイトにアクセスできなくなることが頻繁にあり、そうしたサービス停止の背後に、中国のネットユーザーにわいせつ画像や政治的な内容のサイトを見せたくない検閲当局の働きが疑われている。(c)AFP