【6月24日 AFP】(25日写真追加、記事更新)サッカーAFCチャンピオンズリーグ2009(AFC Champions League 2009)決勝トーナメント1回戦、鹿島アントラーズ(Kashima Antlers)対FCソウル(FC Seoul)。試合は2-2で突入した延長戦でも決着がつかず、ペナルティーキック(PK)戦の末アントラーズが4-5で敗れ、準々決勝進出を逃した。

 熱戦の末、FCソウルがアウェーのカシマサッカースタジアム(Kashima Soccer Stadium)でJリーグ王者アントラーズに逆転勝ちした。

 アントラーズは、前半5分に朴容昊(Park Yong-Ho、パク・ヨンホ)のクリアボールがゴール前に転がったところに興梠慎三(Shinzo Koroki)が走りこんで先制点を挙げたが、同22分に内田篤人(Atsuto Uchida)と岩政大樹(Daiki Iwamasa)がクロスボールの処理を誤って李昇烈(Lee Seung-Yeoul、イ・スンリョル)に同点ゴールを許した。

 後半に入りアントラーズは、同5分に青木剛(Takeshi Aoki)がゴールを決めて勝ち越したが、その後キャプテンの小笠原満男(Mitsuo Ogasawara)が2度目の警告を受けて退場となり、同33分には寄誠庸(Ki Sung Yueng、キ・ソンヨン)にフリーキックからゴール決められてリードを守り切ることができなかった。(c)AFP