事故同型車両、安全性に問題か ワシントン地下鉄事故
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【6月24日 AFP】米ワシントンD.C.(Washington D.C.)で22日発生した地下鉄事故について、米国家運輸安全委員会(National Transportation Safety Board、NTSB)は23日、事故を起こした列車と同型の車両の安全性について2006年に問題を指摘していたことを明らかにした。
事故は22日の帰宅ラッシュ時、地下鉄ワシントン・メトロ(Washington Metro)の路線「レッドライン(Red Line)」の地上区間で停車中の列車にもう1台の列車が追突し、9人が死亡、約80人が負傷した。
追突したのは33年前に開業したワシントン・メトロで最も古い車両の1つ「1000系」で、NTSBは2006年にこの型の車両の改良あるいは退役を勧告していたにもかかわらず、ワシントン・メトロは対応を取っていなかったという。
このときNTSBは報告書で、1000系は衝突すると車体が激しく変形しやすく、乗客が生存するための空間がなくなると指摘していた。
NTSBのデビー・ハースマン(Debbie Hersman)氏は、追突した列車の先頭車両は衝撃によりひどくつぶれ、15-23メートルの乗車スペースが失われたと述べた。これは非常に深刻な状態だという。
NTSBによると、追突した列車の女性運転手(42)は、6週間の訓練を受けた後、ワシントン・メトロで3か月前から乗務していた。予備的な調査で追突した車両は「自動運転モード」に設定されており、緊急ブレーキが押し下げられた形跡があったことから、運転手は衝突前に列車を止めようとした可能性もあるが、ハースマン氏は事故原因については、まだなんの断定もしていないと述べた。
また2008年9月に米ロサンゼルス(Los Angeles)で運転中に携帯電話でメールを送信していた運転士の列車が別の列車と衝突し、25人が死亡する事故が起きていることから、NTSBは念のため女性運転士の携帯電話の記録を開示するよう正式に要請したという。(c)AFP/Michael Mathes
事故は22日の帰宅ラッシュ時、地下鉄ワシントン・メトロ(Washington Metro)の路線「レッドライン(Red Line)」の地上区間で停車中の列車にもう1台の列車が追突し、9人が死亡、約80人が負傷した。
追突したのは33年前に開業したワシントン・メトロで最も古い車両の1つ「1000系」で、NTSBは2006年にこの型の車両の改良あるいは退役を勧告していたにもかかわらず、ワシントン・メトロは対応を取っていなかったという。
このときNTSBは報告書で、1000系は衝突すると車体が激しく変形しやすく、乗客が生存するための空間がなくなると指摘していた。
NTSBのデビー・ハースマン(Debbie Hersman)氏は、追突した列車の先頭車両は衝撃によりひどくつぶれ、15-23メートルの乗車スペースが失われたと述べた。これは非常に深刻な状態だという。
NTSBによると、追突した列車の女性運転手(42)は、6週間の訓練を受けた後、ワシントン・メトロで3か月前から乗務していた。予備的な調査で追突した車両は「自動運転モード」に設定されており、緊急ブレーキが押し下げられた形跡があったことから、運転手は衝突前に列車を止めようとした可能性もあるが、ハースマン氏は事故原因については、まだなんの断定もしていないと述べた。
また2008年9月に米ロサンゼルス(Los Angeles)で運転中に携帯電話でメールを送信していた運転士の列車が別の列車と衝突し、25人が死亡する事故が起きていることから、NTSBは念のため女性運転士の携帯電話の記録を開示するよう正式に要請したという。(c)AFP/Michael Mathes