【6月15日 AFP】(写真追加)英ロンドンで4歳の少年が、生後1週間の子犬をトイレで洗おうとし、誤って流してしまったが、子犬は幸運にも無事救出された。15日の英大衆紙デーリー・ミラー(Daily Mirror)が報じた。

 少年はロンドン西部ノースフォルト(Northolt)に住むダニエル・ブレア君(4)。生後まだ1週間のコッカースパニエルが庭で遊んで泥だらけになったため、洗ってあげないといけないと思い、子犬をトイレの便器に置いて水を流した。

 しかし、ダニエル君の思いつきは、どうしようもなく間違っていた。

 子犬はあっという間に流され、排水管に詰まってしまった。消防隊と地域の動物福祉担当官が駆けつけたが子犬には届かず、ダニエル君の母親が配管工を呼ぶと、家から20メートルほど先の管の中で、子犬が逆さまになって詰まっていることが分かった。

 その後、配管工が子犬を救出。流されてから4時間が経っていた。子犬は救出後、配管業者の社名である「ダイノ(Dyno)」と名付けられ、無事家族の元へ戻って暮らしている。 

 ダニエル君は、双子の兄がダイノを泥だらけにしてしまったので「洗わないといけないと思った」と語っており、「本当にごめんなさい。もうしません」と必死に謝っている。(c)AFP