【6月13日 AFP】フォーミュラワン(F1)世界選手権、2010年シーズンの公式エントリーが12日に発表され、国際自動車連盟(Federation Internationale de l'AutomobileFIA)と対立していたフェラーリ(Ferrari)などのチームがエントリーした。

 しかしながらフェラーリは、エントリーリストにチーム名が載ったことに対して非難の声明を発表している。

 エントリーチームには、09F1に参戦しているフェラーリ、トロ・ロッソ(Toro Rosso)、レッドブル(Red Bull)、ウィリアムズ(Williams)、フォースインディア(Force India)、マクラーレン・メルセデス(McLaren-Mercedes)、BMWザウバー(BMW Sauber)、ルノー(Renault)、トヨタ(Toyota)、ブラウンGP(Brawn GP)が入り、新規参入のカンポス(Campos)、USF1(USF1)、マノー(Manor)も加わっている。

 また、マクラーレン・メルセデス、BMWザウバー、ルノー、トヨタ、ブラウンGPの5チームが条件付きのエントリーとなっており、FIAは「協議を重ねた上で6月19日の就業終了時間までに条件を取り下げるよう勧告した」と声明を発表している。

 フェラーリは声明で「5月29日に条件付きで2010年フォーミュラワン世界選手権へのエントリーを行ったが、今日までにこの条件は満たされていない。FIAに対して条件が満たされない場合はエントリーを行わないように文書で通知したが、条件が折り合っていないにもかかわらず、FIAは来年のF1選手権にフェラーリを無条件エントリーした。フェラーリは、いかなる疑惑を避けるため、FIAとの契約書における権利の侵害を受け、FIAの規則の下で行われる2010年のF1世界選手権に参加しないことを明言する」と発表している。

 また、レッドブル(Red Bull)とトロ・ロッソ(Toro Rosso)も、フェラーリと同様に声明を発表し、条件付きでのエントリーを主張している。

 2010年シーズンのマシンエントリー数の上限は26まで引き上げられ、各チーム2台ずつのエントリーとなる。

 FIAは、統括組織のフォーミュラワン・チームズ・アソシエーション(Formula One Teams' AssociationFOTA)と2010年シーズンの予算制限規則や、他の計画について対立している。新規則に不満を持つフェラーリなどのチームは10年シーズンからの撤退をほのめかしており、ここ数週間は局面打開に向けての話し合いが行われていた。(c)AFP