【6月10日 AFP】米最高裁判所は9日、連邦破産法第11条の適用を申請した米自動車大手クライスラー(Chrysler)の再建計画について、一部債権者による差し止め請求を却下し、伊自動車大手フィアット(Fiat)などがつくる新会社への資産売却を容認する判断を下した。これにより、クライスラーの早期再建への道が開ける。

 クライスラーの資産売却をめぐっては、インディアナ(Indiana)州の年金基金などが差し止めを求めていたが、最高裁は、売却差し止めが正当化されることを示す証拠を示していないとして却下した。

 米政府はこの問題について、今月15日までに解決しない場合、フィアットは再建計画から手を引き、クライスラー再建は失敗に終わるとの見解を示していた。(c)AFP