スタジアムの人工芝、「お守り」を埋めるためはがされる スワジランド
発信地:ロバンバ/エスワティニ
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アフリカ
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【6月9日 AFP】(一部修正)アフリカのスワジランドで、同国で1つしかないサッカースタジアムの人工芝が、選手たちが「ムティ」と呼ばれる秘薬をグラウンドに埋めようとして、はがされてしまうという事件が起こった。地元当局が8日、明らかにした。
事件が起きたのは、首都ムババーネ(Mbabane)郊外のロバンバ(Lobamba)にあるソムロロ国立競技場(Somhlolo National Stadium)。前月、あるサッカーチームが「ムティ」を埋めようと、人工芝をはがしてしまった。ゴール付近とセンターフィールドでの損傷が特に激しいという。この人工芝は60万ドル(約5900万円)をかけて1年前に敷かれたばかりだった。
政府当局は、人工芝に被害を与えたとみられるチームの活動停止も検討している。また、刑事事件として正式に告発し、警察当局が捜査を進めている。
同国では、昔から、地中に埋めた「ムティ」はチームを勝利に導いてくれると信じられている。(c)AFP
事件が起きたのは、首都ムババーネ(Mbabane)郊外のロバンバ(Lobamba)にあるソムロロ国立競技場(Somhlolo National Stadium)。前月、あるサッカーチームが「ムティ」を埋めようと、人工芝をはがしてしまった。ゴール付近とセンターフィールドでの損傷が特に激しいという。この人工芝は60万ドル(約5900万円)をかけて1年前に敷かれたばかりだった。
政府当局は、人工芝に被害を与えたとみられるチームの活動停止も検討している。また、刑事事件として正式に告発し、警察当局が捜査を進めている。
同国では、昔から、地中に埋めた「ムティ」はチームを勝利に導いてくれると信じられている。(c)AFP