難破船の財宝訴訟、米裁判所がスペインへ返還の判断 米探査会社は上訴へ
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【6月5日 AFP】米海底探査会社オデッセイ・マリン・エクスプロレーション(Odyssey Marine Exploration、本社:米フロリダ州)が北大西洋で引き上げた財宝についてスペイン政府が所有権を主張している問題で、米フロリダ州裁判所は財宝はスペインに返還すべきだとする判断を示した。オデッセイ社はこれを不服として、上訴の準備を進めている。
オデッセイ社は2007年5月、大西洋の公海で海底に沈んでいた難破船から50万枚を越える金貨や銀貨を発見し回収した。だが、スペイン政府は、沈没船がスペイン領海にある可能性があるなどとして、財宝はスペインのものだと主張。フロリダ州裁判所に申し立てを起こしていた。
これに対し、フロリダ州裁は3日、訴えは同裁判所の管轄外だとの判断を示す一方、回収された財宝はスペインに返還し和解するよう両者に勧めた。
しかし、オデッセイ社はスペイン政府に財宝の所有権を主張する法的根拠はないとの立場だ。グレッグ・ステム(Greg Stemm)最高経営責任者(CEO)は、「オデッセイ側も原告側のどちらにも、(見つかった財宝の)法的所有権はないとする裁判所の判断は間違っている」と話し、上訴する構えを見せている。
スペイン政府は前年9月、財宝は1804年に英国艦隊に撃沈されたスペイン帆船「ヌエストラ・セニョーラ・デ・ラ・メルセデス(Nuestra Senora de las Mercedes)」号のものである証拠が見つかったと発表。財宝の所有権を主張している。(c)AFP
オデッセイ社は2007年5月、大西洋の公海で海底に沈んでいた難破船から50万枚を越える金貨や銀貨を発見し回収した。だが、スペイン政府は、沈没船がスペイン領海にある可能性があるなどとして、財宝はスペインのものだと主張。フロリダ州裁判所に申し立てを起こしていた。
これに対し、フロリダ州裁は3日、訴えは同裁判所の管轄外だとの判断を示す一方、回収された財宝はスペインに返還し和解するよう両者に勧めた。
しかし、オデッセイ社はスペイン政府に財宝の所有権を主張する法的根拠はないとの立場だ。グレッグ・ステム(Greg Stemm)最高経営責任者(CEO)は、「オデッセイ側も原告側のどちらにも、(見つかった財宝の)法的所有権はないとする裁判所の判断は間違っている」と話し、上訴する構えを見せている。
スペイン政府は前年9月、財宝は1804年に英国艦隊に撃沈されたスペイン帆船「ヌエストラ・セニョーラ・デ・ラ・メルセデス(Nuestra Senora de las Mercedes)」号のものである証拠が見つかったと発表。財宝の所有権を主張している。(c)AFP