【5月28日 AFP】家計に不安を抱えたオーストラリアの女子大生が、かなり以前に購入した宝くじ券を調べていたところ、当せん金1318万5273豪ドル(約10億円)のロトくじに当たっていたことに気づいた。換金期限は2か月後に迫っていたという。ロトくじを販売しているサウスオーストラリア(Western Australia)州ロタリーウェスト(Lotterywest)が28日、発表した。

 30代のこの女子大生は、ロトくじ「オズ・ロト(Oz Lotto)」の券を10か月前に父親からプレゼントとしてもらっていた。

「朝起きて、うちの家計のことが心配になって」と女子大生。「何となく、古い宝くじを調べてみようと思い立ったんです。もし当たっていれば、母や父の助けになると思って」

 当たりくじは1枚8.7豪ドル(約660円)で販売され、前年7月22日に抽せんが行われた。この日の当せん金の総額は5000万豪ドル(約37億円)だった。(c)AFP