【5月25日 AFP】北朝鮮が25日に行った同国2回目の地下核実験について、各国首脳らは同日、いっせいに強い非難を表明した。

■麻生太郎(Taro Aso)首相

「北朝鮮による核実験は、国連安保理決議に明確に違反する。北東アジアおよび国際社会の平和と安全を著しく害するもので、断じて容認できない。米国および韓国をはじめとする国際社会と連携し、万全な体制で対応する」

■バラク・オバマ(Barack Obama)米大統領

「北朝鮮の核兵器開発の試みは、彼らの大陸間弾道ミサイル計画同様、国際社会の平和と安全に対する脅威となっている。こうした挑発は、北朝鮮の孤立を深める効果しかない」

■ハビエル・ソラナ(Javier Solana)欧州連合(EU)共通外交・安全保障上級代表

「北朝鮮によるこうした無責任な行為に対し、国際社会は必ず断固とした反応を返すだろう。EUでは同盟国らと連絡を取り合い、適切な措置について協議する」

■ゴードン・ブラウン(Gordon Brown)英首相

「北朝鮮による核実験を断固として非難する。まったく誤った、世界に対する脅威だ。朝鮮半島の和平の見通しを損ねるばかりか、北朝鮮自らの安全保障にとっても何にもならない」

■セルゲイ・ラブロフ(Sergei Lavrov)露外相

「北朝鮮が核爆発実験を行ったという報道を懸念しないわけがない」

■中国外務省声明(国営新華社通信電)

「中国政府は断固として朝鮮民主主義人民共和国の核実験に抗議する」(c)AFP