【5月21日 AFP】英国の冒険家ラノフ・ファインズ(Ranulph Fiennes)氏(65)が、同国最高齢としては初めて、3度目の挑戦で世界最高峰エベレスト(Everest、標高8848メートル)の登頂に成功した。21日、ファインズ氏が資金づくりに貢献している同国のがん患者支援団体「マリー・キュリー・キャンサー・ケア(Marie Curie Cancer Care)」の広報が発表した。

 ファインズ氏は英国時間21日午前1時(日本時間同午前10時)の少し前に、エベレストの頂上に到達したという。山頂に同支援団体の旗を立てるという使命をもった今回の登山は、1年前から計画されたものだった。

 英BBC放送によると、3週間前に開始した今回の登山で、ファインズ氏は英国で最高齢、そして英国の年金受給者では初のエベレスト制覇達成者となった。BBCの取材に答えた同氏は「マリー・キュリー・キャンサー・ケアのためにエベレスト登頂を達成するのは長年の夢だった」と喜びを語った。

 ファインズ氏は世界初の徒歩による世界横断旅行を完遂したほか、1982年には南極・北極間を帆船で航海、93年には長年の冒険家仲間マイケル・ストロード(Michael Stroud)氏と共に徒歩による南極大陸横断に成功したなどの実績がある。一方で2003年には、心臓のバイパス手術を受けている。(c)AFP