【5月20日 AFP】国際水泳連盟(FINA)は19日、ポリウレタン製の水着を含む10タイプの水着を認可しなかったと発表した。ポリウレタン製の水着は、4月に数度、世界記録が更新された際に使用されて議論を呼んでいた。

 水着の使用に関して競泳界では近年、一部のトップ選手を含む専門家が水着の使用で不公平なアドバンテージを得ることが出来るとして、大きな議論が起きていた。この事態に、国際水泳連盟はメーカー21社が申請した348タイプの水着の全面的な調査に乗り出した。

 2日間にわたる水着認可委員会の結果、FINAは202タイプの水着を認可、10タイプの水着は認可せず、136タイプの水着には修正を求めた。

 フランスのアラン・ベルナール(Alain Bernard)とフレッド・ブスケ(Fred Bousquet)が世界記録を更新した際に着用したアリーナ(Arena)社製の「X-Glide」やジャケッド(Jaked)社の「Jaked 01」は、認可リストには含まれておらず、FINAは認可しなかったのか、修正を求めたのかを明らかにしていない。

 ポリエステル製水着を着用してフランス水泳選手権(French swimming championships 2009)でベルナールとブスケが樹立した世界新記録に関してFINAは言及しておらず、記録が無効となる可能性もある。

 FINAは、認可しなかった10タイプの水着を浮力や(水着の)厚さで検査を通らなかったとし、修正を求めた136タイプの水着に関してはドバイ宣言の条件を満たしていなかったためとしている。

 修正に関してFINAは、「該当部分の修正の上、メーカーにはFINAの認可を受けるための再提出期限を、最高30日間(6月19日まで)設ける」としている。(c)AFP