【5月8日 AFP】ブラジル南部が80年ぶりの深刻な干ばつに襲われ、有名な「イグアスの滝(Igauzu falls)」にも影響が出ている。

 ブラジルとアルゼンチンの2国にまたがる巨大な馬蹄の形をしたイグアスの滝は、1984年に国連教育科学文化機関(ユネスコ、UNESCO)の世界遺産(自然遺産)に登録された名所だが、同国テレビ局グロボ(Globo)によると、水量は通常の3分の1に減り、岩肌が見えるほどだという。
 
 ブラジル南部を襲った干ばつは過去80年で最大の被害を出しており、当局は複数の地域で非常事態宣言を出した。一方、通常は乾燥している同国北東部は、洪水に見舞われている。(c)AFP