【5月7日 AFP】経営破たんした米自動車大手クライスラー(Chrysler)との資本提携に先ごろ合意したイタリア自動車大手フィアット(Fiat)の広報筋が7日、破産手続きと提携手続きが完了次第、同社のセルジオ・マルキオーネ(Sergio Marchionne)最高経営責任者(CEO)がクライスラーのCEOを兼任する意向を、AFPに明らかにした。

 クライスラーのロバート・ナルデリ(Robert Nardelli)会長兼CEOは先に、破産手続きを監督する間のみ残留し、その後は自分はフィアットからの新CEOと交替すべきだとの意向を示していた。

 報道によると、クライスラーの新取締役会のメンバーは米政府が6人、フィアットが3人を指名し、この新取締役会が新CEOを指名する。

 マルキオーネ氏がクライスラーCEOに就任すれば、仏ルノー(Renault)と日産自動車(Nissan Motor)トップを兼任するカルロス・ゴーン(Carlos Ghosn)氏の例にならうこととなる。
 
 カナダ系イタリア人のマルキオーネ氏は、2004年からフィアットの経営陣に加わり、フィアット・グループを経営破たんから救った手腕に信頼が寄せられている。(c)AFP